江別市野幌代々木町にある医療法人渓和会江別病院が、新病棟の建設計画を進めていることが分かりました。地域医療の中核を担う病院の動きに注目が集まっています。
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江別市の地域医療が進化へ|医療法人渓和会江別病院が新病棟建設を計画
北海道江別市野幌代々木町にある「医療法人渓和会 江別病院」が、新病棟の建設計画を進めていることが明らかになりました。
江別市内でも中核的な医療機関として知られる江別病院の拡張計画は、地域医療の将来を左右する重要なニュースとして注目を集めています。

高齢化の進行や医療ニーズの多様化が進む中、新たな病棟の整備は、より安心できる医療体制の構築につながると期待されています。
新病棟の建設予定地と計画概要
建設地は旧野幌市営住宅跡地
新病棟の建設場所は、現在の江別病院に隣接する江別市野幌代々木町81番3ほか。
旧野幌市営住宅跡地を活用した計画となっており、既存病院との連携がしやすい立地条件が特徴です。


地上4階建ての大規模医療施設
新病棟は鉄筋コンクリート造を主体とし、一部鉄骨造を取り入れた地上4階建て。
敷地面積は約6,663坪、建築面積は約976坪、延べ床面積は約3,056坪と、江別市内でも比較的大規模な医療施設となる予定です。
建物の高さは約16.6メートルで、周辺の住宅環境にも配慮した設計が想定されています。
着工は2026年8月予定
建築主は医療法人渓和会江別病院。
設計・監理は伊藤組土建一級建築士事務所、施工は伊藤組土建が担当します。
着工は2026年8月3日頃が予定されており、今後のスケジュールや完成時期にも注目が集まります。

江別病院のこれまでの歩みと地域での役割
江別病院は1987年11月に開設され、現在は177床を有する地域密着型の医療機関です。
救急医療から専門治療、慢性期医療まで幅広く対応し、江別市および周辺地域の医療を長年にわたり支えてきました。
外来診療だけでなく入院治療やリハビリテーションにも力を入れており、地域住民にとって欠かせない存在となっています。
幅広い診療科目で多様な医療ニーズに対応
江別病院の主な診療科目
- 外科
- 脳神経外科
- 内科
- 消化器内科
- 循環器内科
- 呼吸器内科
- 整形外科
- 小児外科
- リハビリテーション科
- 放射線科
- 麻酔科
- 人工透析
急性期治療から慢性疾患の管理、リハビリまで対応できる体制が整っている点は、地域医療を支える上で大きな強みです。
高度な医療を支える検査・医療機器
精度の高い診断を可能にする先進設備
江別病院では、精度の高い診断と安全な治療を実現するため、多くの先進的な医療機器が導入されています。
- 超伝導MRI(1.5テスラ・3.0テスラ)
- 64チャンネルマルチスライスCT
- デジタル全身用血管撮影装置(DSA)
- 循環器系X線診断装置
- 超音波診断装置
- 乳房X線診断装置
- 各種内視鏡装置(経鼻・拡大・小腸内視鏡など)
- 人工透析装置
新病棟の建設により、これらの設備のさらなる拡充や、より効率的な医療提供体制の構築が期待されています。
駐車場・アクセス情報
外来患者向け駐車場を完備
病院敷地内には、外来患者専用として約130台分の駐車場が用意されています。
身体障がい者用駐車スペースも整備されており、通院しやすい環境が整っています。
なお、入院患者用の駐車場は用意されていないため、入院時は公共交通機関の利用や家族による送迎が推奨されています。
公共交通機関でのアクセスも良好
JR野幌駅から徒歩やバスでアクセス可能な立地にあり、JR札幌駅、新札幌駅、江別駅からもバスを利用して来院できます。
新病棟建設が江別市にもたらす意味
江別市では今後も高齢化が進み、医療需要の増加が見込まれています。
江別病院の新病棟建設計画は、地域医療の質と量の両面を支える重要な取り組みといえるでしょう。
今後、病床構成や診療体制の詳細が明らかになることで、さらに多くの市民の関心を集めることになりそうです。
地域医療の未来を見据えた江別病院の動向に、引き続き注目していきたいところです。
公式サイト:医療法人渓和会江別病院