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北海道の日本海沿岸でニシンの群来(くき)が到来

ニシンの群来が到来

2月末より、小樽の石狩湾や道北沿岸でニシンが沿岸近くに来遊し、海が白子で濁る群来の現象が見られています。ニシンの漁期は、石狩湾では2月から4月にかけてが最盛期です。

ニシン漁の歴史

北海道のニシン漁の歴史は江戸時代までさかのぼり、当時は松前藩とアイヌの交易で漁業を行っていたのが始まりと言われています。

明治時代になると、ニシン漁は自由に行われることが可能となり、家族経営の網漁が数百人規模で行われています。ニシン漁はこの頃から拡大しました。

大正時代には、本州からの出稼ぎ者であるやん衆もやってきます。しかし大正末期になると漁獲高に浮き沈みが出てきて、昭和時代に入ってからは漁獲高がない年もありました。

ニシン料理

ニシンは塩焼き、甘露煮、昆布巻き、酒蒸しなど様々なレシピで調理され、加工品では数の子が有名です。小樽市では、国の登録有形文化財にも指定されている小樽貴賓館(旧青山別邸)で、にしんそばや、にしんお重を食べることができます。

小樽貴賓館レストランのニシンお膳

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