江別市が市街化調整区域に無許可で設置されたモスクへ是正指導。SNS上の過剰な批判が広がる中、市長は「一方的な迫害は違う」と冷静な対応を呼びかけています。
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市街化調整区域に無許可で建設されたモスク 江別市が撤去を求め行政指導
江別市角山にあるイスラム教の礼拝所「モスク」が、市街化調整区域で無許可のまま建てられていたとして、江別市が撤去を求める行政指導を行っていることが明らかになりました。
後藤好人市長が、11月19日の定例記者会見で説明しました。
市街化調整区域で確認された違法建築と今回のモスク
市によると、市街化調整区域内では現在76件の違法建築が確認されており、その多くは日本人の所有物とされています。
今回のモスクについては所有者の詳細は公表されていませんが、関係者によるとパキスタン国籍の方が所有しているとみられます。
市は2021年に建物の存在を確認してから、書面や口頭で是正指導を継続してきたということです。
SNSでの過剰な批判に市長がコメント
この問題をめぐってSNS上では、「不法移民」「出て行け」など、在住外国人に対する批判的な投稿も見られています。
後藤市長は「外国人も日本人も、法律にのっとり公平に指導を続けていく」と述べたうえで、「一方的に迫害するのは違う」とコメント。
冷静な議論と、法に基づいた公正な対応の重要性を強調しました。
地域として考えるべきことは?
法令順守の問題と、個人への差別的な言動は明確に切り分けて捉える必要があります。
多様な背景を持つ人が暮らす江別市において、行政は今後も是正指導を進めつつ、公平性を保った対応を行っていく方針です。
参照記事:北海道新聞「無許可で設置のモスク 江別市が撤去求め行政指導」
