マスクを付けられない方へのご理解について北広島市が発信
新型コロナが流行って以来、日常生活にマスクが欠かせないものとなりました。
しかし障がいの特性上や疾患などで困難な方もいるのは事実です。
私自身の個人的なことを話すと、私は過去に、障がいの程度が重度や最重度の自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群(当時は広汎性発達障がいと言われていた)専門の障がい者入所施設で3年間勤務していました。
特性上、感覚過敏や状況や環境が変わることが、障がいを持っていない人よりも大きなストレスになるのを見てきました。
(床のタイルの色が変わる境目で前に進めなくなることも。)
言葉で理解することが困難な方がほとんどの施設だったので、今のこの社会状況で、このような障がいを持つ方はどのように過ごされているか気になっていたことでもありました。
また認知症対応型のグループホームの勤務もしていたので、認知症を患う方にも同様のことでもあると考えています。
新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、マスクを着用することが新しい生活様式の一つとされていますが、発達障がいや脳、皮膚、呼吸器の障がいや疾患のある方、感覚過敏の方などは、マスクの着用によって気分が悪くなったり、発作を誘発したり、体に異変が生じてしまうことがあります。
引用元/北広島市役所公式サイト
周囲からは、わがままと誤解されたり、厳しい視線を向けられることがあります。
マスクの着用が当たり前となった今、マスクを着けていない人を見たら、まずは「何か事情があるのかもしれない」と想像してみてください。
障がいや症状があってマスクを着けられない人がいることを知り、その特性や事情を理解し、思いやりの心を持って過ごしましょう。
少しずつマスクの着用を練習している方もいます。皆様のご理解をお願いします。
マスクが困難な方への配慮カードを配布
北広島市では、マスクが困難な方への配慮カード「マスクをつけれません意思カード」をPDFで配布しています。
PDF
参照記事:北広島市役所「マスクをつけられない方へご理解をお願いします」
マスクをつけられない方へのご理解をお願いします 北広島市/最新情報 https://t.co/wfKxJdjaDM
— 北海道北広島市 (@City_Kitahiro) July 31, 2021