1966年の完成から60年が経過し、老朽化や耐震性の問題が課題となっていた江別市役所本庁舎。
「新庁舎はいつ完成するの?」「駐車場や各種手続きの窓口はどう変わるんだろう?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
実は、江別市議会で約123億円の工事契約案が承認され、2029年1月頃の利用開始に向けていよいよ本格的な建設工事がスタートします。
新庁舎では、これまで市内3箇所に分散していた部署が1つに集約されるほか、市民が使いやすい1階・2階の窓口フロアや思いやり駐車場、さらには4階の展望ラウンジなど魅力的な設備が目白押しです。
この記事では、江別育ちの地元民目線で、新庁舎の建設スケジュールから注目の設備、市民の暮らしがどう便利になるのかまでご紹介いたします。
- ✅ 江別市役所新庁舎の建設場所・着工から2029年利用開始までのスケジュール
- ✅ 1階・2階への窓口集約と思いやり駐車場など市民の利便性を高める新設備
- ✅ 4階展望ラウンジや江別産れんがの活用、災害に強い免震構造とZEB Ready省エネ性能
目次
江別市役所建て替えの全体概要と新庁舎利用開始までのスケジュール
江別市民にとって長年の懸案事項であった江別市役所の建て替え計画が、いよいよ大きな一歩を踏み出しました。
江別市議会にて約123億円の建設工事契約案が正式に承認され、市民の新しい暮らしの拠点となる新庁舎の建設が本格的に始まります。
江別市役所新庁舎の建設場所と気になる着工から利用開始までの工程
新しい江別市役所の建設地は、現在の本庁舎のすぐ北側にある旧江別高校の跡地(江別市向ヶ丘26番地)です。
敷地面積は約31,900平方メートルと非常に広大で、既存の街並みや周辺環境と調和した広々とした配置計画が進められています。
気になるスケジュールですが、本格的な工事は段階を踏んで進行し、2029年1月頃の利用開始を目指しています。
まず本庁舎の建設工事が進められ、その後に北側および南側の外構工事や駐車場の整備が順番に行われる予定です。
新庁舎の供用がスタートした後に現在の旧庁舎が解体される計画となっているため、工事期間中も行政サービスが滞る心配はありません。
契約額約123億円で進む地上4階建て新庁舎の規模と免震構造の魅力
今回の新庁舎建設プロジェクトは、契約額およそ123億円におよぶ大規模な事業となっています。
建物の規模は地上4階建て、延べ床面積は約13,997平方メートルを誇り、従来の施設規模を十分に確保した構造です。
特に注目したいのが、最新の技術を取り入れた基礎免震構造の採用です。
万が一の大規模地震の際にも建物の揺れを大幅に吸収し、庁舎内の安全を確保するとともに行政機能を維持できる設計となっています。
また、柱の間隔を広く取った構造により、将来的な組織変更やレイアウト変更にも柔軟に対応できる持続可能な庁舎づくりが意識されています。
1966年建設の現庁舎における老朽化と耐震性の問題および部署分散の課題
「なぜ今、これほど大規模な建て替えが必要なのか」と疑問に思う方もいるかもしれません。
現在の江別市役所本庁舎は1966年に建設されたもので、完成からすでに60年近くが経過しており、各所の老朽化が顕著になっていました。
建物の構造的な耐震性にも不安が残るほか、長年の課題となっていたのが行政部署の市内分散問題です。
本庁舎が手狭になったことで、建築指導課や学校教育課などが市内3箇所に分かれて配置されており、手続きごとに市内を移動しなければならない不便さがありました。
新庁舎の完成によってこれらの部署がひとつに集約されるため、市民の利便性向上はもちろん、職員の業務効率化も飛躍的に進むことが期待されています。
江別市役所新庁舎で市民の利便性が大幅に向上するポイントとフロア構成
新庁舎の最大の魅力は、なんといっても市民の使いやすさを第一に考えたフロア構造と最新設備です。
これまで手続きのたびに庁舎内や市内の別施設を移動していた負担が、新庁舎では劇的に軽減されます。
1階と2階に集約される市民窓口と手続きがスムーズになる理由
新庁舎では、市民の利用頻度が高い窓口機能が1階と2階の低層階に集約されます。
1階には各種証明書の発行や子育て、福祉関連の窓口が集められ、上下の移動を最小限に抑えられるレイアウトです。
エントランスを入ってすぐの分かりやすい位置に総合案内が配置され、迷わず目的の窓口へ向かうことができます。
さらにマイナンバーカードの各種手続きや市民相談なども集約されるため、1度の来庁で複数の手続きがスムーズに完結します。
誰もが利用しやすい思いやり駐車場やキッズスペースなどの充実設備
新庁舎は、子ども連れのご家族や高齢者、障がいを持つ方など、すべての人が快適に利用できるよう配慮されています。
建物に隣接して屋根付きの「思いやり駐車場」や大型の車寄せ庇が整備され、雨や雪の日でも濡れずに安心して来庁できます。
館内にはバリアフリートイレやベビールームはもちろん、南向きの明るい待合スペースに隣接したキッズスペースも設置される計画です。
手続きの待ち時間も子どもと一緒に安心して過ごせるため、子育て世代にとっても非常に心強い環境が整います。
江別で生まれ育った身として現庁舎にはたくさんの思い出や愛着がありますが、やはり窓口の分散や老朽化は日常の不便さに繋がっていました。
だからこそ、1階・2階に主要機能がぎゅっとまとまり、天候を気にせず利用できる新庁舎の計画を知った時は「これで市民の暮らしがもっと快適になる!」と本当に嬉しくなりました。
市民の憩いの場となる展望ラウンジや環境配慮型庁舎としての先進設備
江別市役所の新庁舎は、行政手続きを行うためだけの場所にとどまりません。
市民が気軽に立ち寄り、憩いの時間を過ごせる工夫や、地球環境に配慮した次世代の省エネ技術が満載です。
4階展望ラウンジや江別産れんがを活用したエントランスホール
新庁舎の4階には、江別の豊かな自然や街並みを一望できる展望ラウンジが新設されます。
市民が自由に立ち寄れる開放的な空間となっており、日常の憩いの場として親しまれることが期待されています。
また、建物の顔となるエントランスホールや議会ロビーには、江別市のシンボルである江別産れんがや木目を活かした内装デザインが採用されます。
地元江別の歴史と温もりを感じられる空間づくりにより、来庁するたびに愛着がわくような工夫が凝らされています。
災害時に強い防災拠点としての機能と自家発電設備の整備
近年全国で相次ぐ自然災害への備えとして、新庁舎は防災拠点としての機能が大幅に強化されています。
基礎免震構造の採用に加え、市長室と災害対策本部室、危機対策執務室を同じ3階に集中配置することで、緊急時の迅速な初動体制を可能にしました。
さらに、停電時でも72時間(3日間)連続稼働できる自家発電設備や非常用汚水槽、地下燃料タンクなどが整備されます。
大規模な災害が発生した際にも、市民の安全・安心を守る災害対策本部としての司令塔機能を維持し続ける頼もしい設計です。
ZEB Ready達成を目指す省エネ技術と江別の自然に調和する外観デザイン
環境への配慮として、エネルギー消費量を大幅に削減する「ZEB Ready(ゼブ・レディ)」の達成を目指しているのも大きな特徴です。
高断熱・高気密の外壁やLow-E複層ガラス、太陽光パネルの設置に加え、室内のCO2濃度に合わせて自動換気を行う最新の空調システムが導入されます。
外観デザインは、野幌原始林のたくましさや力強さをモチーフとしており、街並みと調和する美しいシルエットに仕上がります。
機能性とデザイン性、そして高い環境性能を兼ね備えた、北海道の未来にふさわしい最先端の庁舎へと生まれ変わります。
まとめ:2029年1月の江別市役所新庁舎オープンに向けて
- 📌 旧江別高校跡地に約123億円で建設され、2029年1月頃の利用開始を目指す
- 📌 市民窓口が1・2階に集約され、思いやり駐車場やキッズスペースで利便性が大幅向上
- 📌 4階展望ラウンジや江別産れんがの活用、免震構造や72時間自家発電など防災・省エネも万全
江別市役所の建て替え計画は、単なる老朽化した建物の更新ではありません。
これまで分散していた部署が一堂に集まり、市民の各種手続きがワンストップでスムーズに行えるようになる画期的な大型プロジェクトです。
1階・2階の分かりやすい窓口レイアウトや思いやり駐車場、子どもと一緒に安心して来庁できるキッズスペースなど、すべての市民に優しい工夫が詰まっています。
さらに、江別産れんがをあしらったあたたかみのある空間や、4階から街並みを一望できる展望ラウンジは、市民の新たな憩いの拠点として親しまれるはずです。
最新の免震構造やZEB Readyを達成する省エネ技術を備え、災害時にも頼りになる新庁舎の完成は、私たちの江別での暮らしをより安心で快適なものにしてくれます。
2029年1月の供用開始に向けて本格化する工事を暖かく見守りながら、新しく生まれ変わる江別市の未来を一緒に楽しみに待ちましょう!
江別市役所本庁舎建設実施設計イメージ動画












参照記事:
江別市役所公式サイト「江別市本庁舎建設実施設計」の公表について
江別市役所の新庁舎 市議会が契約案を承認 契約額は約123億円 地上4階 2029年1月ごろ利用開始目指す