プロ野球・北海道日本ハムファイターズが、現在千葉県鎌ケ谷市にある2軍本拠地を、2027年にも北海道内に新設・移転する方針を発表しました。新球場の開業は2030年を目標としており、北海道の野球ファンにとっても、地域にとっても非常に大きな話題となっています。
目次
新2軍本拠地の候補地に「江別市」も!
候補地には、札幌、北広島、恵庭、江別、千歳、苫小牧の6市が挙がっており、日本ハムは各自治体とすでに情報交換を始めています。
中でも江別市は、1軍本拠地のエスコンフィールド北海道(北広島市)や、遠征の玄関口である新千歳空港へのアクセスにも優れており、地理的な優位性を備えた注目エリアの一つです。
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新球場は観客席5,000人規模、屋根なしの開放的な設計
建設予定の新球場は、屋根なしで観客席は約5,000人規模を想定。また、以下のような施設が併設される予定です:
- 練習用サブグラウンド
- 室内練習場
- 選手・スタッフの寮
- 最先端の動作解析機器
- ケガ人向けのリハビリ・治療施設
育成環境の充実を図り、選手の成長をサポートする機能が詰め込まれる予定です。
地域のにぎわい創出にも貢献
球場周辺には、商業施設や宿泊施設、住宅地などの開発も構想されており、地域経済や観光振興にも大きな波及効果が期待されています。
ファイターズスポーツ&エンターテイメント(FSE)の小林副本部長は、「野球だけにとどまらない空間づくりを目指す」とコメント。
地域の新たなランドマークとなる可能性を秘めています。
江別市民にとってのメリットとは?
もし江別市が本拠地となれば、市内外からの来訪者が増え、地域経済やインフラ整備の促進にもつながる可能性大。
子どもたちがプロ野球選手と触れ合える機会も増え、地域全体での野球文化の発展にも寄与しそうです。
今後のスケジュール
- 2027年:球場建設着工予定
- 2030年:新球場開業目標
- 2028年夏:札幌市東区にある現行の練習施設・寮は閉鎖予定
なお、現在の2軍本拠地である「鎌ケ谷スタジアム」は1997年開場と老朽化が進み、また1軍との距離が遠いため、選手の迅速な入れ替えなどにも課題がありました。今回の移転計画は、チーム力強化と地域密着の両立を目指す大きな一歩といえるでしょう。
会見での主な一問一答
<冒頭発言要旨>
栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)
▼育成拠点を北海道につくる。食と健康、栄養を含めた体づくり、コンディショニングの拠点。若い選手を地域とともに育てたい。世界に誇れる人材を育成しなければならない。
▼2023年のWBCでスポーツの大きな力を感じた。今後は(プロ野球も)興行から産業に変わらないといけない。
ファイターズスポーツ&エンターテイメント(FSE)開発本部の小林兼副本部長
▼新たな拠点で目指す姿は二つ。一つ目は、チームのさらなる強化であり、最大の目的でもある。ファイターズ以外の球団は1軍本拠地と2軍施設が同じ都府県内、もしくは近隣エリアにある。エスコンフィールド北海道の近くに2軍拠点を設けることでチームの意思決定を迅速にできる。育成環境を充実させるとともに、選手のコンディショニングやリカバリーの重要性の高まりにも対応していきたい。新千歳空港、エスコンへのアクセスを重視し、札幌圏への移転を目指す。
▼二つ目は、単なる野球の訓練施設ではなく、地域とともに成長するまちづくりを目指す。野球施設にとどまらない周辺開発事業を検討する。
▼行政との折衝や調整を2027年あたりまで進める。施工期間を2年ほど見込み、確定ではないが、30年をめどに開業を目指す。官民連携プロジェクト。新たな拠点のイメージは、スタジアムを中心に周辺に商業、住宅、宿泊施設を想定する。プロジェクト名は「ワンベース北海道」。地域、ファン、球場、チームが日常の中で一つになれる新たな拠点の創造を目指す。
<質疑応答>
――2軍施設を誘致する自治体に求めることは。
小林副本部長「共感していただける自治体とご一緒したい。エリア全体の魅力を一緒に掘り起こしながら、地域の課題解決にも貢献できるようなエリア形成をしたい」
――エスコン近隣の自治体が興味を示している。
小林副本部長「われわれと情報交換している自治体には、札幌、北広島、恵庭、江別、千歳、苫小牧の6市がある」
――決め手は。
小林副本部長「エスコンと新千歳空港からのアクセス、自治体の協力体制などを含め、総合的に判断させていただきたい」
――2軍施設の形は。
小林副本部長「基本的にはオープンエアの球場を想定している。雪が降るため、室内の練習環境を充実させたり、エスコンも活用したりしたい」
――千葉県鎌ケ谷市の2軍施設を離れる。
栗山CBO「鎌ケ谷の球場があったことで世界に羽ばたいた選手がいっぱいいる。感謝しかない」
――新たな2軍施設はFビレッジとどれだけ違う形を想定しているのか。
小林副本部長「まだ構想段階で申し上げることは少ないが、選手が日常的に練習し、かつ試合をする場所であり、より日常に近い空間を目指したい」
――新たなボールパークができるのか。
小林副本部長「新たにボールパークをつくる発想では進めていない。野球だけではない空間づくりを目指していきたい」
――将来的な規模は。
栗山CBO「幅広く考えている。日本だけでなく、アマチュアの選手を含め、世界の選手たちがこの拠点で学べるようにしたい。1人でも多く、拠点から人が育つというふうに願っている」
――どれくらい前から提案してきたのか。
栗山CBO「僕がファイターズに加わってから、かなり早い段階で出ていた」
小林副本部長「随分前から検討事項だった。本格的に検討を始めたのは1年くらい前から」
――既存の施設を有効活用するのか。
小林副本部長「大前提として新しい施設をつくっていく。既存の球場などを活用するとアマチュアの野球機会に影響が出るため、現時点では考えていない」
――2軍施設の機能は。
小林副本部長「メインのスタジアム、練習用のサブグラウンド、室内練習場、選手の寮が中心になる」
栗山CBO「どこにもない、世界一の施設をつくるお願いはする。子供たちが見た時に、ここで野球をやりたい、スポーツをやりたい、住んでみたいと思うことが重要だと思う」
――施設の規模は。位置はJRの駅に近い、高速道路に近い、郊外でいいなど、具体的な条件はあるのか。
小林副本部長「現地点で必要とするまちの大きさはない。駅はあるのが望ましいが、それ以外の諸条件と併せて総合的な判断となる。街中、郊外など選択肢はどちらもある。野球関連施設だけではなく、まちをつくるという意味では、ある程度余白を持ちながら、2期、3期と続くようなプロジェクトにするイメージだ」
引用元/
北海道新聞「日本ハム2軍道内移転 栗山CBO「世界に誇れる人材育成を」 小林FSE副本部長「地域とともに成長するまちづくり目指す」 記者会見の冒頭発言要旨と一問一答」
まとめ|江別市が新本拠地になったら…?
日本ハムファイターズ2軍の本拠地移転先として、江別市が有力候補に挙がっていることは、地元にとって大きなチャンス。
これからの交渉の行方に注目しつつ、地域全体で応援していきたいところです。
江別市の今後の動向やファイターズ誘致活動についても、続報が入り次第お知らせします!
参照記事:
北海道新聞「日本ハム、2軍本拠地は2027年にも着工、30年めどに開業へ 屋根なし、観客席は5千人規模想定 札幌、北広島、恵庭、江別、千歳、苫小牧の6市と情報交換」
北海道新聞「日本ハム2軍道内移転 栗山CBO「世界に誇れる人材育成を」 小林FSE副本部長「地域とともに成長するまちづくり目指す」 記者会見の冒頭発言要旨と一問一答」
