マヌルネコとは?
マヌルネコはネコ科で、アフガニスタン、イラン、モンゴル、ロシア、中国などの中央アジアに分布されています。
体長は50~65cm、体重は2.5~5kgあり、体毛が深く密集して生え、丸々と太った体形に見えるのも、その特徴からと言えるでしょう。この厚い毛により、マイナス50度にもなる寒く厳しい環境から体を冷やさずにすみます。
他の猫との違いに瞳と耳があります。
猫の瞳は明るい所では縦に細く収縮し、マヌルネコは丸いまま収縮します。
マヌルネコの耳は、小さめの丸い形で、顔の横に付いているのが特徴です。これは身を隠すところが少ない中央アジアの半砂漠地帯でも、耳が目立たなくてすみます。
近年では乱獲により数が減少しており、国際自然保護連盟(IUCN)のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されている希少な野生ネコです。
2018年4月1日に、NHKダーウィンが来た!ではマヌルネコが放送されました。
ついっと待ったー!
次回4月1日はおまちかねの「 #マヌルネコ 」!
放送内容と予告動画→https://t.co/7P9uUA4xR0
& #マヌ~ルの夕べ 新作を公開しました。▼今回はマヌルネコ予習スペシャル動画も!▼
カワイイ以外の秘密あり…!#ダーウィンが来た pic.twitter.com/E2grUor6Wb— ダーウィンが来た! (@nhk_darwin) March 25, 2018
旭山動物園のマヌルネコ「グルーシャ」
旭山動物園のマヌルネコ「グルーシャ」は、2018年7月に、埼玉こども動物自然公園より来園しました。
7月19日に埼玉こども動物自然公園よりマヌルネコの「グルーシャ」が来園しました。
「グルーシャ」は埼玉こども動物自然公園生まれの1歳(2017年4月20日生まれ)の雄になります。
「グルーシャ」は到着してすぐに、移動用のケージから寝室に出て、部屋の中を散策する様子がみられました。夕方には寝室の高い台のところで落ち着いた様子でこちらを観察してるようでした。与えた餌は20日の朝には完食しており、糞や尿も確認できています。
今後は小獣舎の以前ウンピョウを展示していた部屋で展示する予定ですが、「グルーシャ」の様子(食欲の安定や環境への慣れ)を見ながらの展示開始になります。また、マヌルネコは暑さに弱いため、夏の間は屋外展示場と涼しい室内の寝室を出入り自由とする可能性が高いので、来園されても必ず見ることが出来るわけではないことをご理解ください。
旭山動物園の公式Twitterでは、グルーシャの様子も動画で投稿されています。
おはよう♪
どんな姿もかわいい
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— one zoo (@onezoo_official) March 6, 2020
お手入れ中のグルーシャ。#旭山動物園 #asahiyamazoo#マヌルネコ #pallascat#グルーシャ pic.twitter.com/pYEttoNAPj
— 旭川市旭山動物園[公式] (@asahiyamazoo1) March 13, 2020
旭山動物園の住所とアクセス
旭川市東旭川町倉沼